家をどうするか決めていますか?
家の活用方法は早めに決めておくことが大切です。
いざ家を売却しようとした際、よほど良い条件がそろわないと、高い価格で売れないことや買い手がつかないことが多いのです。
家の活用方法は2つ
家をどのように活用するのか大きく2通りの選択があります。
①「保有する」
②「手放す」
という選択肢です。
家を保有する場合
家を保有する場合、交通や買い物に便利な場所であればリフォームし、子ども世代がそのまま「自分で住む」ことができます。
また、保有したまま他の人に「賃貸」に出せば、賃貸料を収入として得ることも可能です。
家を手放す場合
家を手放す場合、家と土地の両方を「古家付きで売却」したり、家を買いたいし、「更地にして売却」する方法があります。
他にも、令和5年から土地を国に引き取ってもらう「相続土地国庫帰属制度」も始まりました。
この制度は、相続または遺贈で土地を取得した人が利用できます。
ただし、
- 建物が建っている土地は更地にしなければならない。
- 境界があいまいな土地なども引き取ってもらえないので、測量が必要になる。
- 所在地や面積をもとに算出した10年分の土地管理費「負担金」を支払う。
など利用するにあたって、費用と手間もかかります。
あらかじめ家の活用方法を考えておくことが大切です。
元気なうちに不動産をどうするか検討を
元気なうちに、今持っている不動産をどうするか、どんな選択肢があるのか検討しておくことが大切です。
もし、想いの詰まったご実家、愛着のあるご自宅をどうするかお悩みがあれば一度ご相談ください。
このコラムを書いてくれたのは
住宅専門ファイナンシャルプランナー/宅地建物取引士
草野 宗徳
ファミリーラボ株式会社 代表取締役
金融商品を取り扱わない住宅専門ファイナンシャルプランナーとして中立公平な立ち位置で相談業務を行なっています。
(有)協同ホームホームコンサルタントとも連携し、不動産などのお悩み・お困りごとを解決します。